So-net無料ブログ作成
人気ブログランキングへ

『教養が試される341語』 谷沢永一 [教養]



「教養を深めるには、まず言葉の意味からでしょう。」

そんなことを突如として思い立ち、本書を手に取りました。
古い本ではありますが、内容は実に面白いです。

第11章まであって、それぞれは以下のようになっています。

感情のこもった24語、人生の機微を表現する35語、人間性をうんぬんする35語、
人間関係をめぐる42語、男と女をめぐる26語、暮らしを伝える25語、
言論の格調を高める35語、人の体にまつわる31語、自然と親しむ31語、
動植物が登場する31語、外国で生まれた26語

本書の特徴は、1語ずつに手厚い解説がついているところ。
解説の中にも、国語や歴史の知識が散りばめられていたり、また新しい語句が登場したりと、「教養」が何重にも身に付きます。

例えば、「いやしくも」という語句の解説は以下のとおり。

“「重盛、いやしくも九卿に列して三台にのぼる」と、『平家物語』にある。武士の生まれである重盛が、身分不相応にも公卿になって内裏にのぼり、天皇に拝謁したという意味だ。”(p.211)

「いやしくも」について知ろうと思っただけで、「いやしくもは、身分不相応という意味」、「『平家物語』が書かれた時代には使われていた言葉」、「平重盛は天皇に拝謁した」という情報が入ってきます。
すると、「『平家物語』が書かれた時代はいつだろう」とか「武士が天皇に拝謁するのは、どれほど大変なのだろうか」とか、色々と興味が出てきます。

「教養」という言葉には、知識をどれだけ知っているか、というだけではなく、ある言葉や事象から、さまざまな物事を結び付けられる「応用力」みたいなもの(知識の深さや幅広さ)も重要ではないかと思っています。

ですので、1つの言葉から、多くの知識に結び付けてくれる本書は、「教養」を高めていきたい方には、おすすめだと思います!

本書で、個人的に一番面白いと思った語句は「鼻毛を読む」です笑

”「鼻毛を読む」とは、一般的には、女が自分に気のある男をいいように利用したり翻弄したりすることをいう。”(p.247)

この段階でも、すでに勉強にはなっているのですが、この後が実に興味深いんです。

”「鼻毛が長い」で女に甘いという意味があり、その長い鼻毛を女に読まれれば、男がいいように利用されてもやむをえないというべきか。(中略)前田利常公が、わざと鼻毛を伸ばしてボンヤリ者に見せかけていたことは有名な話である。”(p.247,248)

なるほど、「鼻毛が長いは、女性に甘い」ということなのか。
なるほど、「前田利常公はわざと鼻毛を伸ばして、欺いていた」ということか・・・これって有名なの!?

思わず突っ込みたくなる知識ではあるのですが、確かに、もう「鼻毛を読む」は忘れないでしょうし、利常公の話も是非披露してみたい知識です笑

こうした「役立つの?」っていうものこそ、人の興味の幅や活動領域を広げてくれるんじゃないかと考えています!

「教養」とはそもそも何なの!?という方は、以前の記事をご覧いただければ、と思います!
(→『10分でわかる!ビジネス教養』 日経ビジネスアソシエ

今日もありがとうございました♪


スポンサーリンク






人気ブログランキングへ

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。